人がうごくコンテンツの作り方

司法書士の仕事は,とにかくわかりにくいのです。誰に頼んでも同じ,定型的な業務をやっているだけの職業団体とまで揶揄されることもあります。

司法書士の野田です。と伝えますと,なんとなくすごい資格をもった人なのだな,というリアクションはされますものの,実際には何をしている人なのかをご存知の方はほとんどおりません。恥ずかしい話ですが,自分の親でさえ,司法書士の仕事の全貌を把握していません。

コンテンツという視点で見ますと,ネーミングがまずイケていません。この名前では,「裁判の関係の何かを書く人?行政書士さん?」みたいな反応をされますが,当たり前のことです。

主要な業務である,登記も相続も成年後見も,どこにも一言も入っていません。このような反応が返ってくるのが自然なのです。

不動産業者や金融機関の方には言わずもがなご理解をいただいておりますが,私ども司法書士は,本来はBtoCの仕事をしております。なぜ,一般ウケするような展開をしないのか,考えなければなりません。

名古屋市港区で相続の相談をしたいのであれば,司法書士の野田へ。

蟹江町で遺言書を作りたいのであれば,司法書士の野田へ。

このように,狭めてイメージを明確にすることがコンテンツ化であると書かれています。万人受けを狙って幅広くすると,誰の心にも引っかからないということです。

○○と言えば,野田さんに。ということも重要であります。この点,すぐに自分の専門分野を引いてきて語り出す方も多いわけですが,登記のできない司法書士はいませんし,裁判のできない弁護士もいません。

しかし,ラーメン店を経営していたり,映画の撮影をしていたり,毎晩のように歌舞伎町や六本木で豪遊していたり,落語をやっていたりする司法書士は,それだけでめずらしいので,すぐに覚えてもらえます。

これは重要なことです。「おもしろそうだから仕事を頼みたい。」と言っていただければ,すなわち人柄で選んでもらっているものであって,お客様との信頼関係も築きやすいです。つまらないダンピングに巻き込まれることが限りなく遠くなるわけです。

とはいえ,せっかく苦労して取得した司法書士の資格ですから,有効活用はしていきたいものです。

そこで,○○プラス司法書士という視点をもっと使っていこうと画策しております。同じことを言うにも,同じ内容を提案するにも,この司法書士という国家資格を有する者から聞けば,より信用度が高まります。

4月からは複数の企画が動きはじめますので,楽しみにしつつ,自分なりに強みとか特長をもっと引き出していくことが課題であります。

司法書士の制度がロボットに置き換えられても,廃止されたとしても,生き残っていく方法が,なんとなく見つかりました。あとはやるだけですね。

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司法書士 野田啓紀
司法書士 野田啓紀
遺言書、家族信託、成年後見制度などを活用した相続対策、認知症対策を専門とする司法書士です。相続登記や遺産承継業務のような死亡後の相続の事務手続だけではなく、生前での相続や事業承継への対応に、適切な助言をいたします。