異業種交流会の使い方(3)

さて,異業種交流会に参加したならば,単なる交流をしていても,意味がありません。

参加者は,それぞれに目的をもって活動をしております。人脈を構築したい方,新しい商材の販路を開拓したい方,自社の技術の提供先を探している方,協業先を求めている方,人材を紹介してほしい方。

自分だけが成功しようと,一抜けするようなセコい真似はやめておきましょう。ひとりでやらない。みんなで成功するという気持ちが大切です。

依頼者やお客様のために,自分の能力だけでなく,補完・強化できる方と仲良くなって,サービスの質を向上させることが,顧客満足につながるものです。

その際,できる限り,自分の分野とは遠く,一見して関係のなさそうな方と一緒になることがおすすめであります。

よくある事例ですが,司法書士とカフェのオーナーが組んで,お店の自慢のコーヒーを飲みながら,相続や成年後見のセミナーや相談会を開催するという企画が考えられます。

カフェにとっては,司法書士を客寄せパンダに使って,お店の集客をします。司法書士にとっては,カフェに来店された方を個別相談につなげるきっかけを得ます。お客様にとっては,行き慣れたカフェで,日頃のお困りごとを専門家に相談できる機会となり,三者がいずれもメリットがある企画であります。

このように異業種間のコラボ企画を見ておりますと,一定の特徴が見られるようになりました。

  • 他にはない専門知識やサービスなどをもっているのに,これを売り込む手段が少ないグループ
  • エンドユーザーとの接点が多く,顧客リストやプラットフォームを備えているものの,独自の商材やサービスに乏しいグループ

詳しく知らなかったので,感覚的に捉えていたのですが,前者をコンテンツホルダー,後者をリストホルダーと呼ぶそうです。

司法書士をはじめとする士業などは,コンテンツホルダーということになりましょう。異業種間でコラボ企画を考える際には,これらをうまく組み合わせてすることで,効果的に集客ができるようになります。

同業者とつるんでいても,絶対にできないマーケティングであり,異業種交流会で実現すべきひとつのサクセスパターンとなるものと考えます。幅広い業種で対応できるほか,水平展開も容易であります。

この際,エンドユーザーとのフロントラインに立っている業種の方と組み合わせることで,一層効果的であります。

せっかくであれば,誰もが思いつかないような業種間のコラボ企画をしてみたいものですね。

これは,いくら話を聞いても,本を読んでも,実践をするにはひとりではできません。ビジネスパートナーやチームが必要です。

下請け仕事は好きじゃない。でも自分ひとりで集客するのが難しい。広告宣伝費のために予算を配分できない。そんな方は,ぜひ異業種交流会に飛び込んでみてください。

どの交流会に参加すればいいのかわからないときは,とにかく見学に行きましょう。どこに参加するかではなく,一緒に組んだらおもしろそうなことができそうな人がいる集団であるかを見極めてください。

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