行動の要請

営業に出かけて挨拶をする。人前でプレゼンテーションをする。自社のサービスの優れたところを力説する。

必死に熱く語られたのち,「それで?」「オチは?」「終わりかい??」みたいな経験は,ありませんか。

テレビのCMでよく聞く「続きはWEBへ」や,ホームページの中にある「資料のダウンロードは,このボタンをクリック」は,いずれも,関心をもっていただいた方に対して,次にしてほしいことを具体的に求めているものです。

You Tubeを見ていて,動画の最後に「この動画がおもしろかった方は,グッドボタンとチャンネル登録よろしくお願いします!」と言われますが,これも同じことです。

これらは,行動の要請(Call To Action)と呼ばれるものです。

さまざまな方とお会いする中で,これができていない方が意外にも多いのです。名刺やパンフレットを片手に,「うちにはこんなに素晴らしいサービスがありまして,云々」と,聞き手のニーズも把握せずに,一方通行の営業をされているのです。

これでは,仕事は取れないと思います。

お客様は,目の前にいるその人だけでなく,その方の背後にいる人間関係の中にも,存在するものです。その方には直接に必要がないものでも,その方の友人や知人の中にはニーズがある方がいて,うまく説明すれば,背後の人間関係からご紹介をいただけることがあるものです。

「〇〇駅の付近で空き店舗を見かけたら,私に一報いただけませんか?」
「熟年離婚で悩んでいる女性がいたら,私の名刺をお渡しいただけませんか?」

などのように,具体的に相手に行動を求めていかないと,聞いた側は何をすればいいのかわからないものです。

基本的に他人は,「あなたのことには,たいして興味がない」ので,ロクに話も聞いていません。

「なにかあればお願いします。」
「だれかいい人がいれば,紹介してください。」
「あれも,これも,その他にもいろいろとやってますので,なんでも聞いてください。」

このようなことを言っている方には,何があっても仕事の依頼はきません。何を頼んでいいのか,さっぱりわからないからです。

「うちのトンカツは,日本で唯一,○○牧場の黒豚を使っています。給料日のプチ贅沢ランチにご来店ください。」

と言われますと,○○牧場を知らなくても,限定感が出てきますし,利用目的のイメージもしやすいので,お店を訪問してみたくなるものです。

照準を合わせて,行動の要請をすること。これが集客の早道であることが,日々実感できてきました。

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