あり金は全部使え

特にこれといった趣味もなく,節約が好きで,預金通帳の残高が増えていくことに喜びを感じる方がいます。

私は,どちらかといえば宵越しの金は持たず,目的のない預金はしない性格でありますから,このような方とパートナーとなってしまったご家庭のことは,想像するや,さぞつらいことでしょう。

預貯金とはいっても,やっていることは金融機関に対してお金を貸してあげているもので,感謝もされないどころか,必要もない保険や投資信託を逆に売りつけられてしまうだけですよね。

では,老後の2000万円はどのようにつくりましょうか。

間違っても,毎月の給料から少しづつ銀行へ預け入れて,などという考えはやめましょう。

開業してからというもの,あまりやりくりという発想がなくなってきました。給料という天井がなくなると同時に,セーフティネットもなくなりましたから,必要なお金は,何としてでもつくり出すしかありません。

その方法が,給料の中から絞り出すという方法以外にも,手段が拡がったともいうべきでしょうか。

ケチらずにお金を使うことが,投じた以上の機会創出と知識を満たすリターンが得られる。そして,ブランド価値を高めることにつながると説明されます。

何を買うか,何を身につけるか。誰とどこに食事に行くか。誰と会うか。

このようなことが,その人の立っているステージを決める要素なのだと考えます。

会社員の頃から,上司に連れられていく赤ちょうちんの居酒屋は嫌いでしたし,今も,同業者しか来ないような飲み会にはほとんど行きません。

あり金は全部使え,と言われますが,これは,お金で時間や機会を買え。というメッセージであると理解しています。

単純作業は,外注する。移動時間を削減するために,アクセスの良いところに住む。性能の良い道具を持つ。遠慮なく金を借りる。

すべて時短につながる発想です。

手際よく稼いで,余暇をたっぷりと遊び尽くせる生活が理想です。仕事や生活の効率を上げることは,すべて自分のためになるものです。

また,適時にお金を使っていくと,自分のステージがどんどん高いところに上がっていくのか,周りで接する人たちのレベルも高くなります。このことが,自分の商売にも良い影響となることを,日々実感しております。

多少の出費で大きなリターンを設計し,個人の利益だけに留まらない,社会的な幸福をつくりだす。

まだまだ思いつきで仕事をしています。投資的な発想ができるように,訓練を積まなければなりませんね。

投稿者プロフィール

司法書士野田啓紀
司法書士野田啓紀
遺言書、家族信託、成年後見制度などを活用した相続対策、認知症対策を専門とする司法書士です。相続登記や遺産承継業務のような死亡後の相続の事務手続だけではなく、生前での相続や事業承継への対応に、適切な助言をいたします。

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