皆様のお支えのおかげで、当事務所開業から2年が経過しました。
コロナ禍で、新規営業がしにくい状況ではありますが、さまざまな方からご紹介をいただき、売上は、前年比50%増で推移しております。事業計画に基づき、順調に推移しております。
また、過去にご依頼をいただいたお客様から、再度のご依頼をいただくほか、さらにご紹介を拡げていただいております。ありがとうございます。
このご時世、地道に商売をやっていれば、いつか必ず花開く、とはまいりません。そんな呑気な時代ではありません。
こつこつとやっていくことは大切ですが、間違った方向にやっていても、結果は出ません。常に、マーケットを意識して、お客様がどのようなサービスを求めておられるのか、その先にどのようにマネタイズしていくのかを考えなければなりません。
そして、司法書士としての業務が陳腐化しないように、新しい仕事を創出する動きも欠かせません。手続とその結果だけを見れば、誰がやっても同じことで、差がつきません。
時代が変わっているのに、漫然と過去の延長線上で仕事をしていれば、売上は下がって当たり前です。
いわゆるハイスペック・コモディティとして、苦労の割に食えない職業となってしまうものです。市民の大勢にとって、司法書士が何をする職業なのかもロクに知られていないうちから、あるべき司法書士像を高らかに表明してみたり、司法書士の活用を訴えても、まるで滑稽なことです。
求められていることは、それではありません。
司法書士として、もてる知見を、異業種と組み合わせることで、いくらでも仕事は創出できると考えます。大所高所でモノを言うのではなく、現場で一緒に泥にまみれて、汗をかくことです。(ビジネスとしての話で、プロボノ活動を推奨するものではありません。)
お客様のお困りごとを解決するために、喜んでいただける提案をすることは当然として、私どもと一緒に仕事することにベネフィットを感じていただけるような存在になることが、これからますます成長していくために必要なことであります。
さて、3年目はますます加速して、お客様にしっかりと貢献ができるように経営をしてまいります。