本日は、愛知県小牧市で、司法書士の野田啓紀とファイナンシャルプランナーの鈴木隆史さんとのジョイントで、「認知症から大切な資産を守る人生100年時代のライフプランニング」と題したセミナーを、開催してまいりました。

小牧市には、桃花台というニュータウンがありますが、その地域では、住民の少子高齢化が進んでおります。
そこでは、街の課題として、相続、認知症、空き家と問題が山積しています。
本日の参加者は、桃花台の開発当初よりお住まいになり、地域の問題に熱心に向き合っている「桃花台を守る会」の皆さまでした。

いくつかのトピックスの中でも、認知症による預貯金等の資産凍結の話に、もっとも興味関心を示されました。

人生100年時代を豊かに生きるには、認知症になることを前提として、老後の生活資金や計画、相続対策を考えていかなければなりません。
その取り掛かりは、「現状把握」であると熱弁する鈴木さんです。

また、ライフプランニングを前提に、これをきちんとカタチに残すために、遺言書、民事信託、成年後見制度など、さまざまな選択肢の中から、ご家庭にあった最適な方法を選択することが重要であると説明させていただきました。
また、いずれの方法も、認知症になり、判断能力が不十分になってからでは手遅れであるとの現実もお伝えしました。
もはや、何の対策もしないまま、認知症になってしまうことは、家族が困り、争族になり、ありえない未来が待っていることを、自分ごととして考えていただけるきっかけとなったのではないでしょうか。

本日参加いただいた方々から派生して、来年は、桃花台の地域の皆さまの前でお話ができそうです。
私どもは、相続対策や認知症対策の話をするときに、自分ごととして、とらえていただき、感情に寄り添って、家族の想いをカタチにするご提案をしてまいります。
地域や会社で、相続、家族信託、ライフプランなどの勉強会やセミナーのご依頼があれば、喜んで馳せ参じます。
このような満足度の高いイベントの開催にご興味がおありの方は、ぜひお問い合わせいただければと思います。