商業登記

登記の完了が遅くなっております

新型コロナウィルスの影響は、連日さまざまなところへ波及しております。

愛知県ほか、緊急事態宣言の発令を受け、法務局でも人員配置の見直しを行った結果、登記完了予定日が遅れております。

この時期、法務局の繁忙期となります。

3月の年度末は、不動産の登記申請が増える時期であり、4月から7月にかけて、役員変更等の商業登記の申請が増える時期です。

東京、大阪、福岡でも、日に日に完了までの日数が長くなっているそうです。

登記を申請してから、手続完了するまでの間、登記簿謄本や会社の印鑑証明書が取れなくなりますので、当面必要なものについては、前もって多めにご準備いただきますよう助言します。

つい最近、東京と名古屋で、それぞれ会社設立の登記申請をしておりました。通常は、3日ほどで終わるのですが、1週間かかりました。

今でも、会社設立の登記だけは、優先して処理をされていることを確認しました。

会社の登記簿がなければ、銀行の口座が開設できず、事務所の賃貸借契約ができず、融資の審査も進みません。

この後の事業計画に影響が出てしまいますから、会社設立の登記は、遅らせるわけにはまいりません。

このところ、会社を新しく設立されたいとの相談が増えております。

私がまず申し上げるのは、「会社の実印」を早く注文してくださいということです。これも、存外、注文してから納品までの日数がかかっております。

会社の設立時に、法務局に印鑑を登録するためです。

もし、設立希望日までに印鑑の注文が間に合わなければ、いったん、代表者個人の印鑑を会社の実印として登録しておいて、後から変更することもできますので、なんとかすることはできます。

まだ、この先しばらく、法務局での処理が遅延することが予想されます。

会社の設立を考えておられる方は、お早めに着手されることをおすすめします。

ABOUT ME
司法書士 野田啓紀
司法書士 野田啓紀
遺言書、家族信託、成年後見制度などを活用した相続対策、認知症対策を専門とする司法書士です。相続登記や遺産承継業務のような死亡後の相続の事務手続だけではなく、生前での相続や事業承継への対応に、適切な助言をいたします。