相続・遺言

たった一行で解決できる遺言のポイント

遺言書を自分で書いたので、見てほしい。

遺言書の添削や書き直しに関するご相談も、随時受け付けております。

その一例で、遺産をすべて長男に譲りたいとする内容の遺言書を作成されている方がおられました。

遺言書を作成した方には、長男と二男のふたりの子がいます。夫は、既に他界されていました。

長男の家族には、孫が1名います。

私よりも先に、長男が亡くなったら、この遺言書にしたがって、私の遺産は長男に代わって、孫に相続されるのですよね?

よくおたずねいただきます。当然の疑問であります。

このままでは、お孫さんにすべての財産がいきません。

長男にすべての財産を相続させる内容の遺言があったとして、長男の方が本人よりも先に亡くなってしまった場合には、この遺産は自動的に孫に引き継がれるものではありません。

遺言書の内容に沿って、もらう側の人が先に亡くなってしまった場合には、その部分に関しては、効力をなくしてしまうからです。

では、どのようにすればよいのでしょうか。

たった一行を加えるだけで、解決できます。

遺言者は、遺言者と同時に又は遺言者より先に遺言者の長男・○○○○が死亡したときは、同人に相続させるとした財産を、孫・○○○○に遺贈する。

このように、補欠の指名をしておけばいいのです。

お亡くなりになる順番は、誰にもわかりません。

遺言書を作成するときは、本人が生きているので、その真意を確認することができますが、いざ使う場面では、ご本人はこの世にはおられません。

もらった側が、戸惑わないような内容にしておくのはもちろん、形式的にも厳格なルールがあります。

せっかくのお気持ちが、ご家族に伝わらないのは残念なことです。

遺言書の作成のお手伝いをしております。お早めにご相談から、はじめてみませんか。

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司法書士 野田啓紀
司法書士 野田啓紀
名古屋で相続、認知症対策専門の司法書士事務所を経営しています。人生100年時代を豊かに過ごせるように、老いの不安を解消し、想いに寄り添うコンサルティングに強みがあります。 遺言書、民事信託、成年後見制度などを組み合わせた相続、認知症対策のご提案をいたします。 当事務所では、相続登記や預貯金の解約のような死後の事務手続だけではなく、生前の相続、認知症、事業承継への対応に、適切な助言をいたしております。