相続・遺言

終活のはじめかた

終活ということばが広まり、意識的になにかをはじめようとなさる方が増えているように思います。

なにかあったときに、家族に迷惑をかけないようにしたいと言われる方もあります。

相続や認知症に備えて、終活をすすめております。

誰もができて、最初に取りかかることは、財産一覧表を作成することです。

  • 預金、貯金の口座
  • 証券会社の口座
  • 生命保険の証券
  • 自宅の不動産
  • 別荘地、収益不動産
  • 経営者が保有する自社株
  • 自動車、農機具
  • ローンの借入先、残高

これらを一覧にして、まとめることがはじまりです。

簡単に見えても、意外と把握できていない方がおられます。表にしておけば、覚えておかなくても、忘れてしまっても、安心です。

財産一覧表があれば、事故や急病で入院することになって、お金が必要になったときでも、家族が代わりに管理をすることができます。

認知症になって、財産の管理ができなくなっても、家族が把握して、引き継ぎやすくなります。

遺言書作成や相続の対策をするにも、相続税がどのくらいかかるのか、どのように分けるのか、などを検討する資料となります。

いらない財産を処分して、整理するきっかけとなります。

自分の親に終活をはじめてもらいたいと思ったときに、どのように伝えたらよいのかと聞かれます。

万が一のときに、どこに何が保管されているのかわからないと困るので、まずは一覧にして整理しておいてほしいと伝えてみるのはいかがでしょう。

実際に、急に入院することになった方がいて、そのときに家族が本当に困ったという話を聞いてきたと、体験談のようにお話いただければ、その気のない顔をしたとしても、親世代としては他人事ではないと感じることでしょう。

やさしいところから、終活をはじめてみましょう。

ABOUT ME
司法書士 野田啓紀
司法書士 野田啓紀
名古屋で相続、認知症対策専門の司法書士事務所を経営しています。人生100年時代を豊かに過ごせるように、老いの不安を解消し、想いに寄り添うコンサルティングに強みがあります。 遺言書、民事信託、成年後見制度などを組み合わせた相続、認知症対策のご提案をいたします。 当事務所では、相続登記や預貯金の解約のような死後の事務手続だけではなく、生前の相続、認知症、事業承継への対応に、適切な助言をいたしております。