終活とは,自分の死と向き合い,最後まで自分らしい生き方をするために準備をすることです。自分の身の回りの整理をして,ご家族へ伝えておく必要のあることをノートなどにまとめるほか,葬儀やお墓,相続財産の分け方などを決定していきます。

これらは,認知症などにより意思能力を失った後では,できなくなりますので,元気なうちに早めに準備をすることが大切です。当事務所では,終活についての助言をし,必要な手続をお手伝いしておりますので,気軽にご相談ください。

身の回りの整理

終活において,身の回りの整理とは,次の二つのことが考えられます。

持ち物の整理
死亡後の遺品の整理が社会問題化しています。

遺品が多いと,家族にとって家の片付けが大きな負担となるほか,専門の遺品整理業者を利用する場合には,100万円以上の費用がかかったという話も聞きます。体が元気に動くうちに,ご自分に必要最小限の持ち物や家財道具だけに整理しておくことが必要です。

また,パソコンやインターネット上の登録情報(IDやパスワード)などのデジタル遺品について,前もってノートなどにまとめておき,死亡後の対応について決めておくことが必要です。

人間関係の整理

企業や団体で活動している場合には,健康なうちに後継者を育てておきましょう。また,早めに重要な役は降りて,身軽になっておく必要があります。

亡くなった後に,お世話になった方々にメールなどで,感謝とお別れのメッセージを送る代行サービスもあり,利用したい場合には早めに申し込みをしておくことが考えられます。

最期を迎える意思の決定

自分の身体が動かなくなり,意思能力を失ってしまってからも,どのように死んでいきたいのかをご家族に伝えておくことも重要です。

医療や介護のこと

認知症や寝たきりになった後に,どのような医療を希望し,また,延命治療をするかの検討をして,家族に伝えておくことが大切です。

葬儀のこと

葬儀を執り行うには,相当の費用がかかります。最近では,家族葬など近親者のみで行うことも増えてきております。

一方で,葬儀は,生前にお世話になった方々に感謝を示すためのものでもあり,どのような規模でするのかということを,生前に決定しておくことが考えられます。

特に,親の人間関係を子が把握していないということは通常であり,葬儀を執り行うにあたって,連絡を希望する相手については,ノートなどに名前と連絡先をまとめておくことが望ましいです。

墓のこと

ご自分の遺骨をどのように埋葬してほしいという希望については,元気なうちにご家族へ伝えておくことが考えられます。最近は,墓の管理が負担であることを理由に,昔ながらのお墓を敬遠し,合葬墓や永代供養墓,散骨や樹木葬など自然葬を選ぶ方がいます。

また,先祖代々の墓を撤去する「墓じまい」についても,積極的に検討される方が増えてきております。

財産の処分

相続財産について,その分け方や取り分についてのご希望があれば,生前に必要な手続することで,相続人に円滑に承継させることができます。

エンディングノート・遺言書

ご自分の財産を,死後に円滑に承継させることは,相続人のためにとても大切なことです。

通常,親の財産がどこにどのくらいあるのか,子は知りません。これを整理し,ノートなどにまとめておくことで,相続の手続を進めやすくする資料となります。

また,遺産の分け方や取り分について,相続人間で争いを避けるためには,遺言を書くことが考えられます。不動産を所有されている方や,会社経営者で自社株式を保有している方は,遺言書を準備することを強くおすすめします。

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