雑感

相談とか雑談とか

私は、自分からいろいろとおしゃべりをするのがあまり好きではないので、いつも聞き手に回っております。

相談を受けるときに、何に困っていて、それをどのように解きほぐせばいいのか、とにかくじっくり聞いてみないとわからないものであります。

紹介案件の場合は、特に紹介者の言っていたことと、本人の問題意識がまったく異なることもしばしばありまして、先入観なく聞き取りをすることがとても大切なことです。伝聞は、あてになりません。

相談技法とかカウンセリングとか、あまり専門的なテクニックに頼るのが好きではないので、ひたすら聞きます。

この方法には弱点がありまして、話の核心に至るまでに、相談の時間が長くなります。

生い立ちから学歴・職歴を披露いただき、近況や家族の話に続き、ようやく困りごとにたどり着きます。相手の話を遮って、自分の意見を言うのが好きではありません。最後まで聞いてから判断をしたいですし、自分がやられて嫌なことは、人にはしないスタイルでやっております。

言いたいことを全部吐き出してすっきりしていただくとともに、うまいこと解決する方法を提案できれば、二度気持ちよくなっていただけます。「先生に相談してよかった。後は先生に全部任せる。」とありがたいお言葉をいただければ、私としてはするべき仕事をしたのかなと思っております。

逆に、ほとんど完璧なご依頼もありまして、わかりやすい資料とともに、論点も整理されていた場合には、すぐに話が終わってしまうのです。

ありがたく承るのですが、そこでそのままお帰りいただいてもいいものかと悩みます。少しくらい気の利いた話題を振り向けて和んでいただいてもいいのでしょうけども、これが実に苦手なところであります。

雑談力というものがあるそうです。

自分自身は、面談にはめっきり強い方と自負しておりますので、会って話せばよほど悪い印象をもたれることはありません。ただ、とにかくニコニコして聞いているだけの地蔵になってしまうので、もう一段階レベルをあげようとするならば、この雑談力が欲しいですね。

靴下を吊るしておきますので、どなたか、入れておいてください。

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司法書士 野田啓紀
司法書士 野田啓紀
名古屋で相続、認知症対策専門の司法書士事務所を経営しています。人生100年時代を豊かに過ごせるように、老いの不安を解消し、想いに寄り添うコンサルティングに強みがあります。 遺言書、民事信託、成年後見制度などを組み合わせた相続、認知症対策のご提案をいたします。 当事務所では、相続登記や預貯金の解約のような死後の事務手続だけではなく、生前の相続、認知症、事業承継への対応に、適切な助言をいたしております。